はじめまして、的場達矢です

多様な創作と技術を探求する人として

自己紹介

こんにちは、的場達矢(まとば たつや)と申します。1989年生まれ、和歌山県紀の川市出身です。情報技術の専門家として、IT活用でお困りの方々のお手伝いをしています。

私は単なるIT支援ではなく、お互いの信頼関係を大切にした継続的なサポートを心がけています。 これまでも多くの方々との出会い、長期的なお付き合いをさせてもらってきました。

私の歩んできた道

学生時代 - 創作活動とITの融合

大学は同志社大学で情報工学を学びながら、趣味のギター演奏・バンド活動からコンピュータでの音楽制作にも取り組んでいました。自主制作した音源の販売やサウンドエンジニアリングに興味を持ちつつも、コンピュータ・インターネットの可能性に魅了されていきました。

私は「想いを込めた何かを作ること」が好きで、学生時代以降も時期によって音楽制作、同人誌制作、商業誌制作、イベント企画、アプリ開発など、様々な創作活動に取り組んできました。

同志社大学の卒業後、関西学院大学大学院に進学し、音楽とコンピュータが交わる研究に没頭しました。ヤマハとの共同研究では、音楽の専門家、音信号処理の専門家、心理学・データ分析の専門家の間に立ち、異なる知識を統合・実装する経験を積みました。

この頃から情報技術を軸に複数の分野の知識を統合し、新しい何かを作る活動が始まり、社会人になった方も様々な領域の統合と創作に取り組んできました。

また、学生の頃は、エックスサーバー(現在は日本のレンタルサーバー分野でシェアNo.1)でアルバイトをしながら、Webの技術やサービス、契約、組織、文化など多面的な学びを得ました。多くのウェブサイト制作や運用事例に触れる機会は、その後の私の技術観に大きな影響を与えています。

社会人としての経験

2014年、NECに入社し東京での生活が始まりました。大規模なシステム開発プロジェクトに携わりながら、社外では「PyConJP」という国際的なPythonプログラミングのカンファレンスにボランティアスタッフとして参加し、子供向けプログラミング教育も企画しました。

2017年には、Python特化の技術系ベンチャーである「BeProud」に転職しました。ここでは少人数チームで、Webサービスの開発から運営、データ分析、最新技術の検証など幅広い業務に携わりました。特に「connpass」というIT技術者向けの勉強会支援サービスの開発・運用に5年ほど関わり、月に2回程度、東京近辺の技術コミュニティに参加する日々を過ごしました。

Pythonに関する書籍の共著や監修、技術ドキュメントの翻訳プロジェクトにも参加しました。Python関連だけでなく、技術書典やMaker Faire、同人音楽イベントなど、志のある方々が集まるコミュニティにも積極的に参加し、多様な創造性に触れる機会を大切にしてきました。

2020年前には、妻の仕事の関係でベトナムに何度か訪問・滞在する機会がありました。現地の日本人技術コミュニティにも参加し、国や文化を超えた繋がりや交流の機会を得ました。

これらの経験が、異なる環境や文脈の中で技術や文化を多面的に見極め、本質を捉える姿勢につながっています。

独立への道

2022年頃から、会社員生活と家事育児の両立が難しくなり、個人的な依頼や相談に十分対応できない状況になりました。同時に、故郷・和歌山から社会への貢献を視野に入れた新規事業の探索も開始しました。徐々に会社員活動を縮小し、2023年末、会社を退職し正式に独立しました。

2024年には、経営の知識を深めるとともに志の高い中小企業経営者との切磋琢磨を目指して日本工業大学 専門職大学院(技術経営)に進学しました。2024年からは家業の支援から和歌山での活動を広げ、2025年には和歌山拠点を作りました。現在は和歌山を主な活動拠点としながらも、東京との時間も大切にし、二拠点生活を送っています。

私が大切にしていること

本質的な理解と対話
技術的な解決策を提供する前に、まず相手の状況や課題、価値観を深く理解することを大切にしています。一方的な提案ではなく、対話を通じて最適な道筋、解決策を一緒に見つけていきたいと考えています。課題を解決する技術は一つだけではありませんし、解決策は技術だけでもありません。

継続的な関係づくり
私は一時的な関わりではなく、切磋琢磨の関係を築き、長く互いに成長していくことを願っています。単発のご依頼から始まり、信頼関係を築けると有り難く思います。なお、時に単発や短期の関係になることもありますが、それはそれで問題ありません。

地方と都市の架け橋に
私は和歌山と東京の二拠点での生活経験を活かし、地方と都市部それぞれの良さや課題を理解した上で、新しい価値を生み出せる存在でありたいと思っています。和歌山を主拠点として活動しますが、和歌山と東京だけでなく、順次ご縁のあった地域との共創関係を築き、未来を共に創っていけたらと考えています。

企業のビジョンと活動

HeritageArrow
中小企業の技術力を100年先の未来へ繋ぐ、持続可能な企業

HeritageArrowは個人企業の名称です。「私がいない未来に向けて技術力をつなぐ」との想いを込めて「100年先の未来」と言う言葉を使っています。私はこのビジョンのもと、中小企業のIT活用をサポートし、伝統と革新が調和した未来づくりに貢献したいと考えています。

現在は、以下のような形でお手伝いをしています。
  • IT活用に関する相談・アドバイス
  • 最新の技術に関する調査研究・概念検証・実験
  • システム設計から開発、運用までのサポート
  • デジタル活用による経営課題の分析、解決策の提案、実行支援
  • 顧問的な立場での継続的な技術支援

趣味・人となり

プライベートでは、以前は音楽制作を楽しんでいましたが、ここ5年ほどは離れています。しかし「想いが乗った何かを作る」という創作へ関心は変わらず、形を変えて続いています。また、新しい技術や知識を学ぶことも好きで、技術書を読んだり、オンライン学習を受けたり、は日常の一部です。

また、志のある人々が集まるコミュニティやイベントに参加して会話を楽しむことも私の楽しみの一つです。そこでの出会いや学びが、私の視野を広げ、情熱を絶やさぬようにしてくれます。そして、受け取った情熱を別の地域・コミュニティ・領域へと展開していくのが私の活動サイクルになっています。

家族との時間を大切にしており、育児と仕事の両立にも日々奮闘中です。和歌山の豊かな環境で過ごす時間と、東京の刺激的な都市環境で過ごす時間、その両方からバランスの取れた視点を持ち続けたいと思っています。

ご縁があれば

もしIT活用やデジタル技術について何かお困りごとがあれば、気軽にお声がけください。 堅苦しい商談ではなく、まずはお互いを知るところから始められればと思います。

お話させてもらう際には、自己紹介がてらお話しできればと思います。

tatsuya.matoba@heritage-arrow.jp